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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 何やらここのところグダグダグルグルやっておりました。
 グダグダグルグルするのも疲れたので、毎回恒例の裏話に参ります。
 今回は改めて解説しなければならない要素は少ないんですが、それでも、二つくらい開設しとこうかと思うので、気になった方は下記リンクテキストよりどぞー。



 では、まずは毎回恒例のこの解説から。

 ・メインタイトル、及び各話タイトルについて

 メインタイトルの『アメイジング・グレイス』について。
 何故メインタイトルがこれになったか、と言うと、実は深い意味はなかったんですよ。
 ただ、この話の大まかな流れを思いついた時、同時に私の頭の中にアメイジング・グレイスが流れたんです。それがテーマソングとして余りにもしっくり来て、そのおかげでメインタイトルまでそれになりました。
 イメージとしては、自分の浅はかさ・愚かさに気付いた翠蓮ちゃんの懺悔、あるいは悔い改めて前に向き直り進んでいく――そんな感じです。
 各話タイトルについて。
 まあ大体お気付きでしょうが、アメイジング・グレイスの歌詞を和訳しました。大体自力で、一部ネットで見つけた和訳の力を借りて。
 第五話までが一番で、第六話からが七番(でいいよね? つまりラスト部分)です。一番の歌詞を五話までで使い切ってしまった時、残り三話分をどうしよう! と頭を抱えた時に歌詞を探してネットの海を放浪、そうして最後のパートを見つけた時の「これだ!」感は中々どうして半端なかったです。
 タイトル中の「恩寵」は、「一〇八魔星」ないし「その力」と置き換えられます。そうすると、各話タイトルと本文の内容が相俟って妙な気分になれる事請合いです。多分。
 そして第四話のタイトルの原文である「I once was lost,but now am found」。
 この和訳に苦しみ、おかげで第四話タイトルがちょっと変な文章なのは簾屋の翻訳スキルの未熟さによります。くそぅ、もっとスマートに訳したかった。


 ・晁蓋政権樹立までの経緯について

 今回のプロットを練る時、一番苦しんだのはもちろんこの件でした。
 以前ここでグダグダッと語った通り、明星のあのストーリー展開というか最終回で晁蓋政権が自然に、無理なく発足するのって、難しいんですよね。晁蓋さんに乗っ取らせようとすると、北斗七星より先に梁山泊入りしている替天行道と衝突する事になる。
 さて、そこをどうするか?

 その簾屋なりの答えが、第六話です。

 結局必要なのは「晁蓋が上に立つに相応しいと一目瞭然に分かるパフォーマンス」だよな、という事で、そのパフォーマンスをしていただいた次第。事前に晁蓋さんと宋江さんの間で談合みたいな事(短編『慈雨、来たる』参照)やらせといて良かった、とホッと胸を撫で下ろしましたとも。私、偉い!
 まあ本音を言いますと、あれを書いた頃から『アメイジング~』のための伏線を何となーく張っていたんですが。
 もっとも、今となってはどこまで意識的にやっていたかはあやふやです。ですが、かなり前から『アメイジング・グレイス』に至るまでの道筋を考え、伏線を張っていた事は確かです。この辺は伏線大好き設定魔の本領発揮というところですね。私何やってんでしょうねぇ。おかげで整合性を取るのが大変だったってのに。



 まあおおよそこんなところで。
 相変わらずグダグダでしたが、裏話、これにて終了。もし質問などございましたらコメントにでも拍手にでもツイッターのリプライにでもどうぞ。
 お付き合い、ありがとうございました!
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