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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 ただ今北方版水滸伝に手を出しているのですが、「飛脚屋の戴宗」だの「江州の戴宗」だの、名前が出てくるだけで身悶えしている頭がハッピーな簾屋ですこんばんは。
 近所の図書館で文庫版の一巻、二巻を借り、一日で読了しました。そして安道全先生が好きになりました。明星でも安道全先生と薛永のコンビが何故か好きなのですが、何だろう、このラブっぷり。

 公式萌えがないのなら自家発電をするしかないので色々語りたいと思うのだけれど、何から語って良いものやら。ぶっちゃけ明星に関しては語れるネタは山ほどあるからなー。前回の記事では「戴翠エロは無理め!?」とか言っていたにも関わらず、結婚後の戴翠とかかなり詳細な子供の設定とか考えてたし(注意・簾屋は頭が軽くイカれたレベルの設定魔です)。
 とりあえず、戴宗さんの過去について諸々妄想してみる。




 戴宗さんの幼少期に何が起こったか、というのは語られた。
 しかしまだ語れていない事項が二つある。それはすなわち、

 ・戴宗さんはいつ師匠と出会ったか
 ・戴宗さんはいつ宋江さんと出会ったかorいつ替天行道に入ったか

 言い換えれば、師匠と宋江さん、どちらとの出会いが早いのか、とか、宋江さんはいつから替天行道を組織していたのか、とかになるのだが、後者は語りだすと宋江さん過去捏造というレベルの話になってしまうのでまたの機会に置いておくとして。
 この二点が公式に語られる機会は(現状)なさそうなので、少ないピースから妄想してみる。
 さて、簾屋がこの二点の妄想判断材料に選んだのは、明星一巻の戴宗さんの以下の台詞。

 「獣は獣でしかねーよ。“獣(オレら)の戦い”に理屈なんざいらねーだろ」(一巻P157、三コマめ)

 「おっと勘違いするな!! オレが頭下げんのは師匠だけ。二人の間には深ぁーい絆があるのさ!!」(一巻P177、一コマめ)

 林冲さんに獣性を見出したのはともかく、そのカテゴリに自分も入れてしまっているのは何故か。
 宋江さんとの関係よりも師匠との絆を自覚的に重視しているのは何故か。
 簾屋、以下のように妄想。

 洪信パパが殺されてから――
 自分で寄せ集めて拙いながらも直した伏魔之剣を手に、戴宗さんは村を出た。理由はもちろん仇討ち。
 でも敵がどこにいるか分からない。そして六歳の子供がそう効率的に捜せるわけもない。戴宗さんは山の中で迷ってしまう。
 で、この時に師匠と遭遇。打ち掛かっていくもあえなく撃退され、以降、師弟関係を結ぶ。
 それからしばらくして、「獣みたいな小僧」の噂が鄆城県中に広まる。そして宋江さんがたまたま遭遇し、「ぺちっ」で撃退。国と役人への憎悪で目をギラギラさせている戴宗さんを拾って仲間に引き入れる事で、憎悪に明確な道筋をつけ、かつ、人へと戻れるようケアも始める――

 ってな感じ。
 全く関係のない話だけれど、泣きながら伏魔之剣の欠片を全部拾い集めて自分で直して復讐を誓う戴宗さんの話がちょっと読みたい書きたい。
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