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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 本日未明に突貫作業でうpしたアンソロサンプル簾屋版、ご覧いただけていますでしょうか?
 アンソロ提出作品『藍虹譚』。今日は、こいつについてモソモソ喋ります。
 気になった方は続きからどぞー。


 この別館に置いてある明星二次小説は、ほぼ全て、私の中では「力で突っ走った小説」に分類されています。
「力」とは何か。
 言うなればそれは、キャラの感情です。戴宗さんの、小五の、燕青の、翠蓮ちゃんの感情の動きを地の文にダイレクトに書き込み、直接読者に訴える。『ファントムペイン』にしても『浪子』にしても『ハッピーデイズ』にしても、そういう感情の描写で読ませるように書いています。
 しかし、今回のアンソロ提出作品『藍虹譚』については、その手法は余り使っていません。
 いえ、いつも通りキャラの感情は地の文に書き込んでいます。しかしそこまで「力で突っ走って」いないのですよ。
 では今回の『藍虹譚』がどういう話か、というと、「技巧に訴えた小説」という分類になりますでしょうか。
 この場における「技巧」とは、ストーリー展開の見せ方、そういうテクニックの事で、もっとダイレクトに言えばストーリー構造に凝ってみまして、という話です。
 別館に置いてあるような奴は、ストーリー構造だけを見ると結構単純に出来ています。『ファントムペイン』然り、『浪子』然り。ブログでやった翠蓮受け10のお題が、少し凝っている感じでしょうか?
『藍虹譚』は、それよりももっと凝ったストーリー構造にしてあります。そのストーリー構造のために、サンプルで上げたシーンのタイトルが『三日前』という、一見すると何だこりゃな仕様になっているわけです。
 余り喋るとネタばらしになってしまうのでこれ以上は言いませんが、一つだけ。

 是非、二度読んでください。

 再読できる仕上がりになっている、と思います。それくらいの伏線やら何やらをちりばめています。
 お読みいただいて、「はんっ、こんなの一度読めば十分だぜ!」と思われたなら……はい、すみません、それは簾屋の力不足ですごめんなさい。
 でも、いつも以上にストーリー構造に気を使った簾屋のアンソロ提出作品『藍虹譚』。
 ネット公開の予定は一切ありませんので、アンソロをお買い求めの上、是非とも読んでくださいませ!
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