更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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このブログの放置っぷりが最近激しいです。本館日記の方がまだ更新してますねー……。どういう事なの。
この別館自体の放置も激しいのですが、まだ閉じませんよー、という意志表示がてらおおよそ二ヶ月ぶりくらいにやりますオリジ水滸語り! そろそろ星の名前が素で出てこなくなったから、原典片手にれっつ・ごぅ!
この別館自体の放置も激しいのですが、まだ閉じませんよー、という意志表示がてらおおよそ二ヶ月ぶりくらいにやりますオリジ水滸語り! そろそろ星の名前が素で出てこなくなったから、原典片手にれっつ・ごぅ!
さて本日の好漢は、山賊出身の好漢の中じゃ比較的活躍しているし印象深いし絵巻のこの人はマジ親分だし北水のこの人の死に様はマジパネェと簾屋に思わせる、まあ要するにこの人!
地強星 錦毛虎 燕順
・ご存知清風山の大親分は、四十三歳と結構いい歳
・清風山は青州最大の賊の拠点。当然青州軍との小競り合いの回数は二竜山その他(簾屋式では桃花山は除外ですよ)に比べて圧倒的に多いけれど、燕順率いる清風山は宋江お嬢様と晁蓋君が来るまで見事持ちこたえている
・清風山トリオ(燕順、鄭天寿、王英)を見回しても、呉用先生や朱武さんのような頭脳労働特化タイプがいないので(強いて言うなら鄭天寿かもしれないが、イメージが違うので却下)、案外大親分の燕順は指揮も戦術の考案も出来る有能な指揮官なのかもしれない
・林教頭や秦明様のような「一軍の将」という器ではないけれど、千単位の中規模部隊を率いさせると陽動・攪乱・突撃・遊撃など大抵の事をこなしてくれる実力者。安定感が半端ないから使い勝手が実にいい
・また、豪快で懐が広く深い気質で目配り気配りも利くので、手下たちからの人気も高く、聚義庁からの信頼も厚い
・こんな燕順がいたからこそ、清風山は青州の中で最大勢力を保ち、花栄率いる清風際の睨みを真っ向から受け止められたわけだが
・実は燕順、簾屋式では清風山の二代目頭領なのである
・元々は清風山のナンバー2で、ナンバー1が別にいた。このナンバー1が清風山の創設者。燕順は当初このナンバー1の右腕的立場だった
・が、ある時の戦闘でナンバー1が戦死してしまったために繰り上がりで清風山頭領にならざるを得なくなった
・成り行きによる頭領就任。しかし、この「成り行き」がおっそろしいほどに適材適所だったという、青州軍にとっては実にありがたくないオチがついた
・で、この故人であるところのナンバー1は一体どこの何者か
・燕順の亭主
・つまり当方の燕順は女性で、人妻で、しかも子持ち、すなわちオカンなのである
・イメージはラ○ュタのドー○でよろしく
・外見は固太りした厳つい小母ちゃん。決して美人ではないし、長年の山賊生活で凄んだ表情が貼りついてしまっている上に大柄だから威圧感がとんでもないけれど、笑うと不思議と愛嬌があり、何か温かくてホッとする印象を与える
・まさに清風山の肝っ玉オカン。ゆえに手下たちから時々「母ちゃん」とか呼ばれる。鄭天寿や王英もそう呼ぶ。最初の頃は「お頭と呼びな!」と訂正していたが、最近もうどうでも良くなってきた
・実のところ、燕順を女性にするつもりはなかった。簾屋式の張順が女性設定だから、同じ「順」の名を持つ燕順は男性で行こうと当初は思っていました(同じ理屈で、穆春は女性ですが楊春は男性です)
・でも、ある設定を思いついてしまったから女性に変更してしまった。この設定こそが、燕順を「何がどうしてこうなった」好漢ランキングの第三位に押し上げた本当の理由
・簾屋式燕順は、王英の実母になりました
次回オリジ水滸語りは、そんなこんなで燕順オカンの実の息子になってしまった王英さんでお送りします。
とうとう語る日が来たぜ、あのアンチクショウ!
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