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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 ――それはある日のツイッターでの事。

 簾屋『明星でオフ会、やらないかな』

 と呟いたら、
『いいですね』
『やりたいですね』
『誰か幹事やりません?』
 的に話は雪だるま式に膨らみ進み、いつの間にか参加者が集い、決行日が決まり、待ち合わせ時間と場所が定まり――


 というわけで、明星オフ会in新宿でした。
 とっても楽しくてとっても幸せだったオフ会レポ、始めるよ!

 参加者は言いだしっぺの私、簾屋の他に、以前春コミでお会いしたR様、私に様々な妄想ネタを提供してくださるC様、そして幹事をやってくださったWebアンソロ・明星暦企画主催のご存知Y様。
 この四人が、オフ会で出会ってしまった!


 ・決行前夜

 ――しかし、問題は私とR様以外はお互いが初対面だというこの事実。ですのでまずはお互いの見分け方の設定から。
 最初は「赤い物を身につけておく」だったんですが、これで大丈夫かという疑問が浮上。言いだしっぺ、幹事様と相談する。

 簾屋『じゃあ、何か「新宿のど真ん中でこんなモン持ってるの私しかいねぇ」っていうのを持っておきますか?』
 Y様『そうですね』
 簾屋『なら私は、吉川水滸の一巻をガッツリ読んでます』

 簾屋よ、今回は明星のオフ会なんだぞ?

 ・待ち合わせ場所到着前

 事前に私とY様の連絡先をR様、C様にお知らせしておいたんですが、それにメールが来ていた。
 曰く――待ち合わせ場所に直で到着するルートでいらっしゃるはずだったC様が、諸事情により、土地勘のまるで働かないルートを選択せざるを得なくなった、との事。
 そしてそのルートは、簾屋の土地勘がそこそこ働く辺り。

 簾屋『じゃあ、お迎えに上がりましょうか?』

 図々しくもそう申し出たら、C様よりOKのお返事。
 いささか遠回りで、しかも一旦改札を出るのでその分余計に交通費がかかる。
 しかし、C様にいち早く出会える嬉しさはプライスレス!
 私の目印は吉川水滸。合流場所近くでガッツリ読んでいたら、

 C様「……簾屋さん、ですか?」
 簾屋「はいそうです!(ガッツリ読みすぎて接近に微妙に気付かず) C様、ですか?」
 C様「はい、そうです」
 簾屋「ああ良かった、ちゃんと出会えて!」
 C様「大丈夫、遠くからでも簾屋さんだって判りましたよ(笑)」

 そりゃまあこんな所でガッツリ文庫読んでる奴なんて私くらいなモンさあははのは。
 C様は、笑顔が温かくて素敵な方でした。


 ・明星厨小聚義

 さて待ち合わせ場所到着。事前に教えていただいていた目印により、

 簾屋「あの……Y様、ですか?」
 Y様「はい」

 Y様は、とっても大人っぽいレディでした。
 お会いできた嬉しさを言葉にしていると、そこに以前も拝見した小柄で可愛らしい方参上。そうですR様です。
 かくしてここに明星厨が小聚義とあいなりました。さてここからネットの江湖を渡り歩く好漢たる明星厨四人に如何なる出来事が降りかかるか。
 お昼に流れました。
 近くのデパートの上層階にある中華料理屋でワイワイご飯を食べました。偉そうに簾屋がちょっと仕切ったり。ねえ皆知ってる? 簾屋ってね、本館ジャンルじゃ基本的に幹事にくっついてくだけの役立たずなんだよ!


 ・カラオケルームで本領発揮

 当初の予定通り、お昼のあとはカラオケに。
 いきなり平沢進を歌ってドン引きしてもらったり、ボカロ曲が流れてテンション上がったり、皆が考える戴翠曲なんかを歌って萌え滾ったり。
 ある程度のところでネタが尽きたので(いや、ドン引き覚悟で挑めば、簾屋は六時間ほど持ちますが)、ここからスケブ交換開始。

 簾屋「C様、五戴書いてください!」

 スケブを押しつけ、C様とR様が絵を描かれ始め。しかし文字書き簾屋、ちょっと手持ち無沙汰に。

 C様「簾屋さん、紙ならありますよ」

 そう言ってC様が出されたのはルーズリーフ!

 簾屋「何を書けと!?」
 C様「それはもうお話を」
 簾屋「一四〇字でいいなら!」
 C様「もっと書いてもいいんですよ!?」
 簾屋「では何を書きましょう!?」
 C様「朱貴を!」

 書きました。
 きっちり一四〇字で!

 簾屋「書けましたよ!」
 C様「早っ!」
 簾屋「もう一本くらい行きましょうか」
 C様「行けるんですか!?」
 簾屋「何書きましょう?」
 C様「では杜遷を!」

 以前没にした宋万が絡む話を書きました。
 で、それを書き終わる前後にC様に発注した五戴が完成。萌 え 死 に そ う 。
 しかしここで死ぬわけにはいかない! 簾屋はスケブをR様にお渡しし、

 簾屋「戴翠+小五を!」
 R様「では何かお話を!」
 簾屋「何書きましょう!? ――あ、C様、ルーズリーフ一枚戴きます!」
 R様「戴翠を!」
 簾屋「……最近戴翠って思いつかないんですよね」
 R様「何!?」
 簾屋「皆さんが素敵なお話やイラストを書いてらっしゃるから、もう簾屋は書かなくてもいいかなー、なんて」
 R様「書きましょう!」
 簾屋「……じゃ、小五絡ませていいですか?」

 小五どころか燕青まで絡みやがりました。
 書き上がりお見せして、しかしR様はまだ書いてらっしゃる。

 簾屋「じゃあもう一本行きますか」
 R様「じゃあ朱翠で!」
 簾屋「……朱貴っちゃん視点の戴翠じゃ駄目ですか?」
 R様「……OKです!」

 ご無理を言って朱貴っちゃん視点の戴翠(やっぱり没ネタより)を書かせていただきました。喜んでいただきました。
 ここで再び手持ち無沙汰になる簾屋。と、Y様のリクエストを受けていない! これは書かなくては! C様にルーズリーフをもう一枚いただき、

 簾屋「何を書きましょう!」
 Y様「では、小五に調子を狂わされる戴宗を!」

 書きました。
 書きましたとも!
 気が付けば一四〇字などとっくの昔にオーバーしていたのですが!
 こちらも喜んでいただきました。簾屋の拙い文才で皆様のあれやこれに報いる事が出来たなら、全く以って幸いです。
 ……ってか、カラオケで小話五つって、本館ジャンルのオフ会に参加した時もやらなかったぞ?(あの時は普通に絵を描いてました)


 ・C様離脱

 この辺りで、C様が諸々の事情により先に帰られる事に。
 カラオケを出て、お見送りをする簾屋たち三人。とってもお名残惜しゅうございました。C様、またお会いしたいです!


 ・妄想爆発inサイ○リヤ

 その後、長い出来るファミレスに行こうという事で、サ○ゼリヤへ。
 R様は私のスケブにまだ絵を描いていないという事で、描いていただき。
 Y様はR様へのお話の続きを書き。
 簾屋、再び手持ち無沙汰!
 仕方ないのでお夕飯をのったり食べました(入り口に「勉強はお控えください」とか注意書きがあったので、誰か食べていれば店員も注意しにくかろう、という考えでした)。
 途中ボソボソ喋ったり後ろの席のグループのやかましさに苦笑したりしながら。

 簾屋は、目の当たりにしました。

 神が降臨したのを!

 R様に描いていただいた絵がね、もうね、素晴らしいのよ半端ないのよ! 何これ、神!? 神 降 臨 ! ? そうか、R様が明星界の神なのか! 皆さん、神はここにいらっしゃいますよ!

 簾屋「こんな素敵絵を賜って簾屋はどうすればいい……!?」
 Y様「拝むといいですよ」
 簾屋「分かりました拝みます」
 R様「私を拝まないでください」

 その後、まだ落書きしたいなぁとおっしゃるR様に紙(職場で出たミスプリやら)を提供し、何か簾屋もちょっと書きたくなってしまったなぁという事で落書き。

 簾屋「しかし何描こう? 最近絵って、簾屋式のキャライメージくらいしか描いてないんですよね」
 Y様「翠蓮ちゃんを描けばいいと思います」
 簾屋「練習してませんって」

 仕方ないので、手前味噌ながら簾屋式宋江お嬢様を描きました。
 ついでに、先日デザインが決まった朱武さんや晁蓋君なんかも描いたりしました。
 そしてその絵をR様に持っていかれた! ああそんな落書きでいいんですかR様ー!?

 その合間に、明星や水滸のあれやこれやをお話しする。

 R様「お二方、戴翠で十八禁って駄目なんですよね?」
 Y様「はい」
 簾屋「エロは二十歳になってから!」
 R様「私は、戴翠以外が駄目なんですけどねー」
 簾屋「戴翠以外なら大体OKなんですけどね。明星だったら、晁蓋さんでエロ描きたい」
 R様「晁蓋ですか」

 あの人でエロ書くとすげぇエロくなると思うんですが駄目ですか? ちなみに晁呉はエロスよりもアガペーなので、エロスを追求するなら夢小説になるんですが。どなたか読みたい方いらっしゃいます?
 あんな話書きたい、こんな話書きたい、という話をしていたらR様がとっても萌える組み合わせを投下。それが余りにも萌えて私の中にある何かを刺激したので、ついぺラッとお話しする。

 簾屋「晁蓋夢が書きたかったんですよねぇ」

 以前ここで書いた、『東渓村嫁取四講』です。
 名前変換CGIを導入するのが面倒、という理由で書く予定はなかったんですが、せっかくなので調子に乗ったままそのストーリーをお話しする。
 ネタバレ込みで!
 何でこの話が悲恋になるか込みで!


 Y様「それ、夢ですよね?」
 簾屋「はい」
 Y様「夢なのに悲恋……」
 R様「うわぁ、駄目だ。ハッピーエンドじゃないと駄目だ」
 簾屋「簾屋が本気で暗い話を考えるとこうなります」
 Y様「それ、もう夢じゃなくて普通に書いちゃえばいいじゃないですか」
 簾屋「……それってどうなんでしょ? オリジヒロインですよ? 長編ですよ?」

 どうなんでしょう?
 今のところ、読みたいという風におっしゃってくださったのは、Y様、R様を含めて三人。
 あと二人ほど読みたいと言ってくださる方がいれば、書こう……かなぁ? 夢小説としてでなく、捏造八十パーセントの俺得長編として。

 その後、Y様が「こういう話を書きたいのに書けない」とあるメモを見せてくださった。
 戴翠なのだが、お話を聞くと、今までY様が書いてきていらしたものとは大分雰囲気が違う感じ。しかしあるワンシーンだけ思いついてそこから先あるいは前が全然出来ない。
 人様の妄想に妄想を重ねる、って楽しいね!

 簾屋「――じゃあ、一つ簾屋の妄想をば」

 詳細割愛。
 そしてその話をしたら、Y様が勢いよくメモり始めた!

 Y様「何か書けそう!」
 簾屋「わぁ、神下ろした!?」
 Y様「他にも、(秘密)はどういうキャラでしょう?」
 簾屋「原典、北方、明星、史実、どれを元に話せばいいかしら?」

 原典→北方→史実→明星、の順でお話しました。しかしまさかアイツのキャラ解析をやる事になるとは。
 そしてそれがどうやらY様の創作魂に火をつけた様子。善哉善哉。
 Y様、件のお話、楽しみにしてますね!


 この後散会し、簾屋は帰途に着きました。
 楽しくて楽しくて、とっても幸せでした。
 自分の明星に対する思いや愛を話し、他の方のそれらを聞き、妄想を語って創作意欲への燃料にする。
 最高でした。
 また機会があれば第二回目とかやりたいですね、皆様!


 ・おまけ――簾屋の微妙な後悔

 その一。カラオケで平沢は歌うもんじゃねぇ。(いい加減学べ)
 その二。ドン引き覚悟でガッツリ歌っても良かったなぁ(せめて『嵐の海』くらいはね)。
 その三。冬コミで買った同人誌をちゃんと披露するの忘れた!
 その四。明星なのに、簾屋、お前オリジ水滸の話しすぎだ自重しろ。
 その五。簾屋が考えたド暗い話をもっと話したかったなぁ(今回した話=簾屋式林冲嫁の死、晁蓋夢の悲恋部分、戴翠DV話のオチの部分など。簾屋は重くて暗い話を書かせると上手い、と学生時代先輩に褒められました)。例えば簾屋式ろっちー出家の経緯とか中々凄惨なんだが。



 簾屋のオリジ水滸話をいくつも聞いてくださったC様。
 戴翠+小五の神絵をお描きくださったR様。
 簾屋の語りに付き合ってくださったY様。
 今日は本当にありがとうございました!
 お三方に会えた今日という日があるから、私はまだ明星を書いていられます。もっと書いていけます。
 その原動力を、ありがとう!
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