更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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某Y様が素敵で胸の震えるようなY様風明星エンディング戴翠風味を書かれていたので、簾屋も何かそれに類したものを書こうと画策しておりました。
が、考えれみれば一年くらい前にそれをやったから(ここです)却下。同じネタを二度もやるなんて物書きにとってあるまじき事ですよおぜうさん。
いや、別バージョンで、本気で「明星のあの後、替天行道の戦いはどうなったか」を本気で考察してみても楽しいのですが……どなたかそんなの読みたいですか? まず洋一がどこまで原典と史実を踏襲するつもりだったか、そこからの考察になりますが。
(ちなみに考察結果の結論から言うと、少なくとも史実は概ね無視する気でいたんじゃないかな、と。徽宗の即位年と即位時の年齢を思いっきり捏造した辺り、原典・史実のままやるつもりはなかったんでしょう。
ただそれで気になるのは、史実では1100年だった徽宗の即位年を二年遅らせ、18歳だか19歳だかの即位年齢も変えたその意図です。「傀儡の皇帝」という点を強調するつもりで「まだ幼い宋王」としたなら、ちょっと安直すぎる気がするんですけれど)
そんなこんなで現実逃避ネタ行きますよ。燕青の中編とか公孫勝の話とか書く事になってしまった晁蓋夢長編とかやらなきゃいけない事は色々あるけれど、今は全て忘れてれっつ・妄想!
が、考えれみれば一年くらい前にそれをやったから(ここです)却下。同じネタを二度もやるなんて物書きにとってあるまじき事ですよおぜうさん。
いや、別バージョンで、本気で「明星のあの後、替天行道の戦いはどうなったか」を本気で考察してみても楽しいのですが……どなたかそんなの読みたいですか? まず洋一がどこまで原典と史実を踏襲するつもりだったか、そこからの考察になりますが。
(ちなみに考察結果の結論から言うと、少なくとも史実は概ね無視する気でいたんじゃないかな、と。徽宗の即位年と即位時の年齢を思いっきり捏造した辺り、原典・史実のままやるつもりはなかったんでしょう。
ただそれで気になるのは、史実では1100年だった徽宗の即位年を二年遅らせ、18歳だか19歳だかの即位年齢も変えたその意図です。「傀儡の皇帝」という点を強調するつもりで「まだ幼い宋王」としたなら、ちょっと安直すぎる気がするんですけれど)
そんなこんなで現実逃避ネタ行きますよ。燕青の中編とか公孫勝の話とか書く事になってしまった晁蓋夢長編とかやらなきゃいけない事は色々あるけれど、今は全て忘れてれっつ・妄想!
北方、明星では最初から仲間って設定で割と登場が早く、悲華や絵巻水滸では原典通りの位置づけで原典通りの登場のタイミング。創作要素が増大すると初登場が早くなるキャラの筆頭かもしれない(いえ、絵巻水滸も創作要素満載ですが)。
というわけで、本日はこの人。
地賊星 鼓上蚤 時遷
・梁山泊諜報部門のリーダー兼エースは御歳四十二歳
・中肉中背、ありふれて地味な顔立ちの男性。加えて寡黙で控えめだから、どうにも目立った印象はないよ
・十年くらい前まで盗賊としてブイブイ(古い)言わせていた。戴院長とはどうもこの頃に付き合いがあったらしい。が、それが具体的にどんな関係だったのかは両者とも堅く口を閉ざしている
・しかし現在は足を洗いました。今は違う職業に就いています
・現在の職業…宋家主管=宋江お嬢様んちの執事
・何故そんな事になったか
・十年くらい前、済州付近の仕事でドジを踏んで怪我を負った時遷は、鄆城県宋家村近くで行き倒れていた。「俺もヤキが回ったか……」と観念したところを宋江お嬢様に発見され、水を一杯貰ったらしい。――って時遷、あんたはカリオストロのルパンか
・そのまま宋江お嬢様の家で匿われていたわけだが、ちょうどこの頃、当時の主管が後継者を探していた。で、何だかんだで目端も利いて諸々小器用な時遷を主管見習いにし、仕事を叩き込んだ
・拾って置いてくれた宋江お嬢様と宋太公へ恩義を感じていた事もあり、そのまま宋家主管になった
・しかし執事になっても元は宋で一、二を争う凄腕の盗賊。潜入・諜報の腕はそれから十年くらい経った今も健在である。むしろ磨きがかかっているような
・もちろんその技術は大恩ある宋家のためにしか使わない。若様(=宋清)とお嬢様(=宋江)のためならばどんな死地にも潜入してご覧に入れましょう
・さて、時遷といえば祝家荘戦のきっかけとなった鶏泥棒だが
・一応簾屋式でも叔家荘で盗みを働いてもらいます
・が、それは鶏じゃありませんよ。奴はもっととんでもないものを盗みました(またカリオストロネタか)(でも心じゃないよ、盗品は!)
・祝家荘で(ここで詳述するのは憚られるほど)酷い目に遭った女の子一人
・諜報のため潜入中だったのだが、見過ごす事がどうしても出来ずに助け出してしまった
・その女の子が、宋江お嬢様とちょうど同じ年頃だったんだよ……
・その子を逃がすために結局捕まってしまい、これが、簾屋式梁山泊が祝家荘に喧嘩を売る間接的な原因に
・こうして助け出された時遷は晁蓋君にも恩義を感じ、梁山泊のために更にまめまめしく働くのであった
・――が、宋江お嬢様との事についてはまた別問題。時遷「晁総頭領、私は貴方様が四娘様にした事を忘れたわけではありませんよ?」……というわけで、総援会よりも宋清兄さんの梁山泊馬鹿兄の会に目一杯肩入れするんでしたとさ
次回オリジ水滸語りは、執事・時遷が仕える若様にして宋江お嬢様の兄上、宋清兄さんでお送りします。
その内に語ろうと思うんですよ。
というわけで、本日はこの人。
地賊星 鼓上蚤 時遷
・梁山泊諜報部門のリーダー兼エースは御歳四十二歳
・中肉中背、ありふれて地味な顔立ちの男性。加えて寡黙で控えめだから、どうにも目立った印象はないよ
・十年くらい前まで盗賊としてブイブイ(古い)言わせていた。戴院長とはどうもこの頃に付き合いがあったらしい。が、それが具体的にどんな関係だったのかは両者とも堅く口を閉ざしている
・しかし現在は足を洗いました。今は違う職業に就いています
・現在の職業…宋家主管=宋江お嬢様んちの執事
・何故そんな事になったか
・十年くらい前、済州付近の仕事でドジを踏んで怪我を負った時遷は、鄆城県宋家村近くで行き倒れていた。「俺もヤキが回ったか……」と観念したところを宋江お嬢様に発見され、水を一杯貰ったらしい。――って時遷、あんたはカリオストロのルパンか
・そのまま宋江お嬢様の家で匿われていたわけだが、ちょうどこの頃、当時の主管が後継者を探していた。で、何だかんだで目端も利いて諸々小器用な時遷を主管見習いにし、仕事を叩き込んだ
・拾って置いてくれた宋江お嬢様と宋太公へ恩義を感じていた事もあり、そのまま宋家主管になった
・しかし執事になっても元は宋で一、二を争う凄腕の盗賊。潜入・諜報の腕はそれから十年くらい経った今も健在である。むしろ磨きがかかっているような
・もちろんその技術は大恩ある宋家のためにしか使わない。若様(=宋清)とお嬢様(=宋江)のためならばどんな死地にも潜入してご覧に入れましょう
・さて、時遷といえば祝家荘戦のきっかけとなった鶏泥棒だが
・一応簾屋式でも叔家荘で盗みを働いてもらいます
・が、それは鶏じゃありませんよ。奴はもっととんでもないものを盗みました(またカリオストロネタか)(でも心じゃないよ、盗品は!)
・祝家荘で(ここで詳述するのは憚られるほど)酷い目に遭った女の子一人
・諜報のため潜入中だったのだが、見過ごす事がどうしても出来ずに助け出してしまった
・その女の子が、宋江お嬢様とちょうど同じ年頃だったんだよ……
・その子を逃がすために結局捕まってしまい、これが、簾屋式梁山泊が祝家荘に喧嘩を売る間接的な原因に
・こうして助け出された時遷は晁蓋君にも恩義を感じ、梁山泊のために更にまめまめしく働くのであった
・――が、宋江お嬢様との事についてはまた別問題。時遷「晁総頭領、私は貴方様が四娘様にした事を忘れたわけではありませんよ?」……というわけで、総援会よりも宋清兄さんの梁山泊馬鹿兄の会に目一杯肩入れするんでしたとさ
次回オリジ水滸語りは、執事・時遷が仕える若様にして宋江お嬢様の兄上、宋清兄さんでお送りします。
その内に語ろうと思うんですよ。
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