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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 ツイッターをやっていると某C様や某Y様や某R様などに色々刺激を受け、ネタがボロボロ出てきます。
 おっかしいなぁ、戴翠中編『アメイジング・グレイス』(仮)を書いたら事実上の更新終了にしようと思っていたのに。何で燕青中編とか樊瑞の電波な話とか思いついてんだ自分。ちなみに次回更新は樊瑞の電波な話です。

 で、その過程で18禁ネタに関する話が出て。
 18禁は書けるし読めるけど、そういや明星じゃ特に許容度が低いな私、とか思って。
 なら簾屋式水滸で行けるのか?
 いや、あの晁蓋君と宋江お嬢様じゃ事に及ぶまでにどれだけの(アホらしくも微笑ましい)ドタバタを経なければいけないのか、とか何とか思ったり。呉用先生主催の総援会(=総頭領の恋を応援する会)で「もう押し倒させた方が早くね?」という強硬論が出て(出したのは多分李俊さん)、何か色々あった呉用先生がそれに乗っかって押し倒させるべく二人を罠にかけるけれど、梁山泊馬鹿兄の会の手先・時遷がそれを察知して、宴会の時と妹の危機の時だけ神行法が使え最強になる馬鹿兄その一・宋清と、梁山泊馬鹿力ランキングベスト5入りの馬鹿兄その二・穆弘の大暴走によって危うく台無しになりそうになって、その二人を止めるために梁山泊最強・林冲がついに立ち、三者入り乱れての大乱闘に罠にかけられた事に気付いた晁蓋君と宋江お嬢様が逆上して作事方の李雲と陶宗旺があとで泣くほどの大損害が宛子城に出る、とか、そういう楽しい事を考えてます。ツンデレとツンデレの恋愛はとってもとってもじれったい。

 そんなじれったい二人じゃ中々18禁ムードにならないので、18禁ムードになる前提のネタを考えてみる。
 まあつまり、簾屋式水滸別バージョンです。
 別に「これで書きたい」と言うわけではないけれど、ちょっとおかしな事になっているので暇潰しに別バージョンのキャラ設定概略を書いてみる。

 今、「そんなに暇なら電波樊瑞書けよ」という物書き脳からのツッコミを受けたが、気にせずに現実逃避行くよ!


 通常の簾屋式とはネタの前提自体が違うので、まず晁蓋が別人です。そして宋江も別人です。
 でも相変わらず性別転換OKでこっちのバージョンもメインCPが晁蓋×宋江だったりするので、そこのところよろしく。
 では、特にキャラ設定が変わってしまった方々。

 ◎宋江
 ・年齢は、智取生辰綱時に二十代前半
 ・その年齢で未婚。婚約した相手はことごとく不幸に見舞われたり問題を起こしたりするため、最近縁談が舞い込んでこない
 ・性格は愛情深い控えめな良妻賢母型、外見は纏足してない事だけがマイナスの美人でナイスバディ
 ・晁蓋が最初から好き。でもその気持ちを押し殺しているのは、通常版のようにツンデレだから、ではなく、そこそこの家に生まれた未婚の者が恋愛感情を持つのは基本的にタブーで、かつ自分が不幸招聘体質だから
 ・原典でいうところの閻婆惜殺しは発生。ただし相手は女ではなく、閻という姓の、宋江に執着を持つ元婚約者
 ・通常版で晁蓋君と宋江お嬢様が結婚するのは一〇八人勢揃い後の予定なのだが、ここの二人は江州騒動後、適当なところで結婚していただく
 ・で、曽頭市イベントの前に宋江には妊娠していただき、晁蓋が生死の境を彷徨っている頃に流産していただく
 ・子供の命は旦那の命と引き換えになった感じで
 ・でも二人目は元気に生まれてくるよ
 ・このネタでは晁蓋が曽頭市後も生きてるので、宋江は副頭領というより頭領夫人という位置づけ、なのかも。戦場には多少出るけれど

 ◎晁蓋
 ・年齢は、三十代前半(智取生辰綱時)。宋江より十歳くらい上
 ・やっぱり未婚。好漢は女に現を抜かさねぇんだよ! と言いたいところだが、実はこっちも宋江の事が好きだからである
 ・だから何年か前に宋江との縁談が持ち上がった時は乗り気だったのだが、その後うっかり隣村から宝塔をパクって大問題に発展し、それが元で破談になってしまったので、「俺の馬鹿」と悔やんだ
 ・ちなみに外見はヒゲが生えた男臭いオッサン(一歩手前)で。性格はとにかく漢前、そして好漢。やたらと度量が大きいよ
 ・だから宋江が不幸招聘体質でも気にしない。むしろ、「そんな事でお前が不幸になる方が俺は耐えられねぇ」とか言っちゃう
 ・まあそんなこんなで江州騒動後の適当な時期に結婚するわけだが、結婚前に先に手ぇ出しちゃうんだよね
 ・あんたホントに好漢かよ
 ・原典じゃ曽頭市で致命傷を負って死ぬんだが、ここじゃ(詳述すると長くなるので、ザックリ書きますと)宋江が旦那の命とお腹の子供の命を秤にかけて旦那の命を取ってしまうので、生き延びます
 ・お腹の子が流れてしまった、しかもそれが自分が夫の命を優先してしまったから――と罪悪感に打ちひしがれる女房の心のケアを、怪我の治療と平行してやります。「今は、泣け」「俺が全部、受け止める」「でも一つ言わせてくれ。――ありがとう。お前のおかげで、俺は生きている」的な感じで
 ・女房ラブなので、この夫婦のエロは色々凄い事になる。そりゃもう、色々と

 ◎盧俊義
 ・入山時、四十代
 ・晁蓋の義兄
 ・実は、盧俊義の前妻が晁蓋の姉。纏足したような普通の女ではなく武術が出来ててきぱきした女が好みだった盧俊義、ちょっとした用事で鄆城を訪れた際、晁蓋の姉と知り合い、それが縁で結婚
 ・が、智取生辰綱の二年ほど前に晁氏が病死。女房を愛していたので再婚する気はなく、引き取った燕青を跡取りにするつもりでいたのだが
 ・義弟の晁蓋が生辰綱をパクったため、大名の偉い人たちや商売敵に痛くもない腹を探られるようになった
 ・仕方がないので再婚した。それが後妻・賈氏
 ・晁蓋は曽頭市後、梁山泊の危機を乗り切るために義兄の手を借りるべく山に来てもらおうとする。その辺りの芝居を呉用に発注し、盧俊儀もそれに気付いて乗るわけだが
 ・手下たちが晁蓋と盧俊義の関係を知らなかったため、手荒な事に。死かも茶の一つも出さない
 ・盧俊義「賢弟、久しぶりの義兄に茶の一つもないのかね?」晁蓋「すまん、義兄上!」盧俊義「というか、私と君の関係は誰も知らないのかね?」晁蓋「……呉用?」呉用「――しまった!」呉用先生はうっかりが酷い
 ・その後色々あって盧俊義は落草するけれど、その前に賈氏とは穏便に離縁するし、李固に身代を全て持っていかれたわけではないのだった
 ・だからこの人は原典同様副頭領になる、のかも(宋江が押寨夫人なので)


 まあ大体こんな感じ? 星の話とか晁蓋の前世の話とか九天玄女の関わりとかも書きたいんだが、それはまた後日。
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