更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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とっても久しぶりにやってみる簾屋式水滸キャラ語り。
ところでそれはそれとしていい加減Webアンソロ中編後書きモドキネタ編をやらなきゃいけないんだが、……皆さん、読みますか? 銭一貫が重さどれくらいとか、銀一両は銅銭でいくらとか、そんな、極めてどうでもいい話ばっかりなんですが。
それはそれとして、そろそろ始めるよオリジ水滸語り!
今日も今日とてれっつ現実逃避!
ところでそれはそれとしていい加減Webアンソロ中編後書きモドキネタ編をやらなきゃいけないんだが、……皆さん、読みますか? 銭一貫が重さどれくらいとか、銀一両は銅銭でいくらとか、そんな、極めてどうでもいい話ばっかりなんですが。
それはそれとして、そろそろ始めるよオリジ水滸語り!
今日も今日とてれっつ現実逃避!
今日は明星でもお馴染みのこの人。簾屋は明星のこの人が好きすぎて愛が偏り中だ! でももちろん、簾屋式と明星とではこの人のキャラはまるで違うから、皆、明星の彼の事は一旦忘れてね! 簾屋も頑張って忘れるから!
天罪星 短命二郎 阮小五
・こいつも原典同様野郎で続投の二十二歳
・こいつに限らず阮三兄弟は割りと原典に忠実かもしれない。ちゃんと「兄弟」だし、闇商売やってるし、小二兄ィには嫁がいるし、小五は母ちゃんのかんざしを質に博打をやるドラ息子だし
・明星小五は兄弟思い親思い友達思いのいい子(で簾屋は書いている)だが、簾屋式小五はぶっちゃけ相当ひねくれ者。しかも何か拗ねてる
・色々複雑なんだが、さて、どこから話したものか
・まずは闇商売について。簾屋式では、まず小五が始め、その後小二兄ィが乗っ取り、小七ちゃんは梁山泊に行くまでノータッチ、という設定になっている
・小五が何故闇商売なんかやり始めたかと言えば、三割義侠心、七割兄貴への反発である
・阮三兄弟のお父ちゃんは早くに亡くなったため、長兄小二兄ィは父親代わりのような事をするようになった。反抗期真っ盛りだったその頃の小五にはそれがとっても鬱陶しかった。「父親面しやがって、兄貴だって俺と大差ねぇじゃねぇか」とか何とか、そんな事考えていたらしい
・その反発心が高じて「兄貴を驚かせてやる」となって、石碣村の荒くれたちを集めての闇商売開業となった
・が、元々考えなしの集団なのでかなり雑な仕事をしていた。それでドジを踏んで晁蓋君たちに助けられる、というとんでもない失態に繋がったわけである
・さて、問題はこの後。仕事のザルっぷりが小二兄ィにバレ、小五は兄ィにグループのリーダーの座を奪われてしまった
・元々兄貴をぎゃふんと言わせたかったがためにやり始めた商売。小五としてはもう面子丸潰れで更に拗ねてひねくれるしかない
・おまけに弟の小七ちゃんはそんなこちらを真っ当に真っ直ぐに慕ってくるのだ。何かもういたたまれない
・で、更に拗ねてひねくれふてくされる
・兄弟との関係でひねくれたのは劉唐もそうなのだが、小五は劉唐より重症なのである。決してキャラの引き出しが少なくてかぶったわけではない!(ちなみに簾屋式劉唐は、出来のいい兄貴のせいで色々ひねくれてはいるが、そんな自分を客観視して「ま、俺は俺」と達観している)
・生辰綱強奪作戦に参加したのも、こんな感情からである。要するに、「兄貴と小七にだけいいカッコさせるか」的な
・で、こんな拗ね者がどうやって改心(違う)するか
・晁蓋君が自分を買ってくれていて、それで何か楽しそうな悪巧みに混ぜてくれた、というのも嬉しかったのだが、しかしこのひねくれ者ハイパーが自分より歳下の男に認められた程度で矯正されるわけがない
・となると、この人しかいない
・そうです李俊さんです!
・江州騒動での戦いっぷりを見た李俊さんに梁山泊に戻ってから「頼りにしてるぞ、短命二郎」とか言われたそうな
・実は格上の男に認めてもらうのは初めてだった
・これ以降、ひねくれ者ハイパーは負けん気の強い勇猛果敢な男になるのだった……多分
・それが死亡フラグにならなきゃいいけど……
次回オリジ水滸語りは、阮三兄弟の末弟・小七ちゃんでお送りします。
原典曰く「てきぱきした七郎さん」が簾屋式でどうなるか! 乞うご期待!
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