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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 予定している戴宗+小五の中編のために戴宗さんの深層心理だとかトラウマだとか性格だとかを延々と考え続け、そこから演繹して二十四話の後、生辰綱強奪作戦の前に戴宗さんがどんな行動を取るか、考察していたら何か頭がおかしくなりそうになった簾屋ですこんばんは。
 概ね見当がついて、かつ、簾屋が目論んでいた戴宗vs小五のシチュエーションに持っていけそうだったからよしとするべきなんですが、もうどんだけ面倒な人なんだ戴宗さん!(暴言) 心情考察でこんだけ私を悩ませたキャラは、一次・二次を含めて、本館捏造長編の主役とヒロインくらいなもんだよ!(いや、あの二人は相当特殊なんですけどね)(本館の長編読んだ事のある人にしか解らないネタ)(と言うかここは一応期間限定の明星サイトなので、解っていただくのもどうかと)
 ――というのは数日前の事なんですが、まあそれはそれとして、拍手返信! 無言の方もたくさんありがとう!


 の前に、一つだけ解説。
 上で生辰「綱」と書きまして、明星では生辰「鋼」とありますが、これは「綱」が間違いではなくて「鋼」が間違いなんです。そのはずなんです。
 原典は「生辰」ですし、多分この「綱」は、北宋末の徽宗時代に盛んだった花石綱の「綱」と同じ意味でしょう。
 花石綱とは何ぞや。風流皇帝徽宗さんは政治そっちのけで絵を描いたり書を書いたりしてたわけですが(美術史的にも有名です)、風流皇帝なので珍しい石とか花とかの収集にも熱心でした。で、そういうのを全国から集めていたわけですね。皇帝の趣味だから、って事でご機嫌取りたい連中がそういうのを探して献上のための行列やら船団やらを造って開封に運び、この行列などが綱みたいだったから、これを「花石綱」と呼ぶようになったらしいのですよ。
 で、生辰綱。これも、誕生祝いの品を運ぶ列が綱に見えるから、「生辰綱」なのでしょう。実際、梁中書(ところでこの人の本名が「梁世傑」になっている小説(北方水滸伝なんですが)やサイトを見かけるのですが、中書は一種の役職名で梁世傑という名前が史実なんですかねぇ?)は最初大名府の軍を動員して楊志にゾロゾロ運ばせようとしてましたしねー。
 ……で、何で「鋼」だったんでしょうね。雑誌掲載の時の誤植かと思っていたら、単行本でも「鋼」のままでしたしねぇ。まさか水滸伝をやるのに「綱」と「鋼」を勘違い、なんてそんな基本的なポカをしたわけでもあるまいに。
 真相はどうなんですか洋一先生ー!

 で、結論としては。
 上記の中編、明星本編では「生辰鋼」ですが簾屋は「生辰綱」で統一しますよ、というそれだけの話。


>莉子さん
 こんばんは莉子さん! 返信遅れて失礼しましたー!
 夫婦SSと翠蓮誕小説、お褒めくださりありがとうございます。出会いから二十年近く経ち、五児の父親になった戴宗さん、翠蓮ちゃんに尻を敷かれながらも幸せいっぱいに笑っていればいいなと思います。でもこの人に飛脚屋の経営とかまず無理ですよね。(笑)
 翠蓮誕は……いやそんな、構成がお上手だなんて、褒めても何も出ませんよ! ちなみに長くなると構成を無駄にこりたくなるのは簾屋の悪い癖です。
 戴宗さんが丸くなる理由については、明星終了直後からあんな風に考えてました。ってかあれですね、小五の位置づけのせいですねあんな風になったの! 戴宗さんの幼馴染み、って何そのおいしい立ち位置! ――簾屋、男の友情が大好物なので、戴宗さんにとっての小五の位置づけをかなり上の方に置きたかったようです。まあ、実際替天行道も含めたあのメンバーの中で洪信パパが生きてた頃の戴宗さんをよく知るのは小五だけみたいだから、翠蓮ちゃんとくっつくまでは是非とも戴宗さんの中で重要なところにいていただきたいと思います。
 ともあれ、莉子さんを幸せに出来て私も幸せです。拍手ありがとうございました! 春コミは必ず会いに行きます! では~。
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