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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 皆さんこんばんは、Webアンソロ用のネタについてある不安を抱き主催の由良さんにお尋ねしたところ、ゴーサインをいただいたので地獄確定の簾屋です。
 何がどうなって地獄なのかと言えば、ネタの性質上、色々資料を当たらないといけないのです。とりあえず平凡社の東洋文庫から出てる『中国社会風俗史』と『五雑組』は確定か。死ぬわ。あと公田法についてちゃんと調べとかないと。

 で、その調べ物の延長線上で脳みそのチャンネルがだんだん明星ではなく原典水滸にシフトしつつあります。軽くヤバいです。しっかりしろ簾屋、お前が書かなきゃいけないのは原典水滸じゃなくて明星だ!
 で、このチャンネルのシフトに拍車をかけているのが『好漢歌』って歌です。中国中央電視台作成のドラマ『水滸伝』のED曲です。うっかり動画サイトで見つけてとんでもない事になりました。色々と頭の中身が。
 というわけで今、どうしようもなく電視台のドラマ水滸が見たくて仕方ありません。DVDボックス買うか!? いやだって、何か色々面白いシーンがあるらしいしね! 晁蓋さんと呉用先生がどうだのっていう!


 というわけで、下からこれから書こうと思っているアンソロ用ネタから派生した雑感。
 すごーくコアでマニアックな話をしています。お暇な方はどうぞ。ただ、出来ればお心を広くお持ちください。




 前回の記事でチラッと言ってしまいましたが、主人公が小五です。
 で、小五というキャラを頭の中で動かして、更に書こう書こうと思っていても中々進まない『ファントムペイン』での考察蓄積分も総動員して、一つの結論。

 小五の方が少年漫画の主人公っぽくない?

 笑顔が似合う顔立ち、陽気そうな性格、あと嫌いなものに「弱い者イジメ」。この点だけ切り取れば、戴宗さんより小五の方がジャンプ漫画の主人公としてやっていけそうな要素がちらほらと。
 でもって『水滸伝』という題材を描くなら、戴宗さんよりも小五を主人公にした方が少なくとも初期の段階で大きなメリットがある。
 つまり、いきなり生辰綱強奪作戦が出来る
 原典最初の大イベントを連載初期に出来るって、結構いいアレンジだと思うんだが。別に原点の第一回からやんなきゃいけない、ってわけじゃあないんだし。事実、藤崎封神は太公望登場から始まったわけで(原典封神で太公望登場は第十五回)。
 それに小五を主人公にするという事は水軍の活躍をメインに描くという事になり、これは北方水滸でもあんまりやってないから(北方先生は騎兵の野戦がお好き)結構新鮮だと思う。

 でも簾屋は戴宗さんも好きです。
 でもって、戴宗さんは戴宗さんで主人公としての資質があると思うので――

 小五と戴宗さんのダブル主人公ネタを脳内で妄想して楽しみます。

 ちなみにこの際、小五のあだ名は「短命二郎」ではなく「凶星」でお願いします。何故かって? 水滸伝の種本に当たる『癸辛雑識』や『大宋宣和遺事』では、「短命二郎」は小二で「立地太歳」は小五だったからです。多分、講談してる途中でごっちゃになって入れ替わっちゃったんでしょうね。だから、おそらく小五は元々「立地太歳」だったのではないか、と(そう考えれば、小二が「短命二郎」である事にすごく納得が。排行では五郎であるはずの小五が「短命『二郎』」というのはちょっと微妙なので)。
 でもって「凶星」っていうのが「立地太歳」の「太歳」の変化であれば、小五が「凶星」を名乗ってもおかしくないわけですね。

 幼馴染みで(多分)同い年の、天速星『流星』戴宗と天罪星『凶星』阮小五のコンビ。
 字面だけでワクワク出来る簾屋は……多分、ただの阿呆です。しかも厨臭くてごめんなさい。


 しかし、明星と言うか水滸伝にはまって以降、簾屋の中国系知識が異様に増えているような。排行の事とかは昔から知ってましたけど。
 ほんとに創作水滸やろうかなぁ……。
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