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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 本館更新物の打ち込みに飽きたのでまた現実逃避をしてみる。
 それにしても褚同慶先生(水滸新伝の作者)の趣味が分からん。何故そこで李俊さんじゃなくて項充なんだ。そして水滸新伝の梁山泊は着々と原典で描かれた「一個の完結した共同体」からかけ離れつつあるような気がするんだがこれは私の穿ちすぎだろうか。
 まあいいや。それはそれとして始めてみようオリジ水滸語り!




 今日は、「水滸好きだけど色々厳しい」金聖嘆先生にも誉められたこの人!


   天敗星 活閻羅 阮小七

 ・晁蓋君の悪ガキ仲間は十八歳。ただし、誕生日が一月が二月早いだけ
 ・悪ノリ、悪はしゃぎが大好きな三兄弟屈指のアホ。悪ノリしすぎると招安の酒を独り占めしたり某反乱首謀者の衣装を着て戦場を走り回ったりする
 ・そして晁蓋君や李俊さんや兄ちゃん二人にえらい怒られる
 ・と言うか、梁山泊の酒スキーたち全員に吊るし上げを喰らう。聚義庁で
 ・裴宣「では被告阮小七、何かあるか?」小七「あの酒美味かったなー」武松「一人で飲んでんじゃねー!」(←酒スキー代表)
 ・悪ノリ悪はしゃぎが大好きなので、その準備や段取りがえらくてきぱきしている
 ・七郎君はてきぱきしてるんだよ(原典第十五回の呉用先生の台詞より)
 ・さて、阮三兄弟のキャラコンセプトは「小二兄ィ=ガタイのいいヤクザ」「小五=痩せがちのホスト崩れのチンピラ」だが、小七ちゃんは「『僕と駐在さんの700日戦争』に出てきそうな悪ガキ」である
 ・その心は、「基本的に馬鹿で微笑ましいんだが、結構洒落にならない悪戯を本気でやる」。まあ、あの阿呆の晁蓋君の友達だしね
 ・ともあれ以上のようなキャラコンセプト及び外見設定なので、パッと身は余り似ていない。だがしかし、ブチキレた時の顔がもうそっくりなんだ。「え、三つ子!?」ってくらいに
 ・晁蓋君とは昔っからの友達。晁蓋君にとって、「親友」が呉用先生なら、小七ちゃんは「悪友」。晁蓋君が阮三兄弟を仲間に引き入れようとしたのも小七ちゃんがいたからである
 ・そういえば、中国中央電視台のドラマ水滸には『阮小七漁歌』という曲があるんだっけ
 ・ネット徘徊していたら、現地の動画サイト(だと思う)でこれ聞いた。ヘイヘイヘイヘイ言っていたような
 ・と言うわけで、簾屋式小七ちゃんも舟を漕ぐ時歌ってればいいよ。しかも調子っ外れ。そりゃあ招安の使者も怒るよ!
 ・そんな悪ガキお調子者の小七ちゃんだが、これで意外に友達思いだし、親思いなのだ。……って、あれ? それじゃあ簾屋が書く明星小五?
 ・明星小五をもっと大雑把に悪ガキお調子者にすれば、簾屋式小七ちゃんになる。多分そんな感じかと
 ・晁蓋君が梁山泊を渡って外に行く時、その舟を漕ぐのは小七ちゃんの仕事である。こればかりは小七ちゃんも兄ちゃん二人や李俊さんに譲らないのであった(ただし、総頭領直々の指名があった場合は除く)


 次回オリジ水滸語りは、とうとう来たこの人、梁山泊のチートキャラ・公孫勝殿でお送りします。
 この人の設定はもうガッチリ出来ているんだが……いいのかな、こんなキャラで。
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