更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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案の定Webアンソロの執筆要項をちゃんと読んでいない事が露呈して穴掘ってしばらく引きこもりたい簾屋ですこんばんは。
まあ、引きこもってる暇もなけりゃそんな場合でもないんですが。そろそろ第三稿=決定稿を上げないといけませんしね。
その作業をそろそろ詰めてやらなきゃならないので、区切りの意味も兼ねて簾屋式オリジナル水滸キャラ語り、三晩連続の最終夜と参ります。
その前に。
拍手、ありがとうございました!
まあ、引きこもってる暇もなけりゃそんな場合でもないんですが。そろそろ第三稿=決定稿を上げないといけませんしね。
その作業をそろそろ詰めてやらなきゃならないので、区切りの意味も兼ねて簾屋式オリジナル水滸キャラ語り、三晩連続の最終夜と参ります。
その前に。
拍手、ありがとうございました!
では始めましょう。
三寸不爛の舌を持つと自画自賛している割には変なところで凡ミスをやらかし(原典第四十回)、銅錬なんていうチェーンウィップ的な武器を使って登場と思いきやその後まるで使用せず、そしてジュニア版水滸伝の表紙でまさかの鎖鎌装備で簾屋を爆笑の渦に叩き込んだ、このお人。
天機星 智多星 呉用
・御歳二十歳。でももう少し上でもいいかも
・男子、虚弱系過激派軍師
・一族の中で一番頭が良くて、科挙を受ければ首席合格間違いなしなのに、受ける気ゼロ。何故か
・何故なら簾屋式呉用先生はスペシャル虚弱体質。朝礼の校長先生のお話の途中でぶっ倒れるタイプの男子です
・だから郷試が行なわれる済州まで(体力的な問題で)行けない、という何とも残念な方
・仕方がないので晁蓋君ちの使われていなかった離れを間借りして、私塾をやっている
・晁蓋君とは幼馴染み。年上なので、何だかお兄ちゃんみたいな気分でいる
・お兄ちゃんだから、晁蓋君の不器用すぎる恋を全力で応援中
・というわけで、梁山泊内秘密結社「総援会」の会長を務めている
・総援会=総頭領の恋を応援する会
・ちなみにこの会、会長が呉用先生で、副会長が林教頭、会員には阮三兄弟や劉唐、孔兄弟に李俊までいる。会最大の敵は宋江お嬢様の兄上である馬鹿兄・宋清と、宋清率いる「梁山泊馬鹿兄の会」。この二者の間で常にどうでもいい暗闘が繰り広げられている
・そんな呉用先生、外見はヒョロッとした温厚そうなあんちゃんだが、中身は極めて過激。劉唐が晁蓋君に持ってきた、梁中書の生辰綱に関する話を聞いて、「じゃあ、それ奪っちゃおう」と言い出したのは、何を隠そうこの呉用先生
・晁蓋「は!? 呉用、お前いきなり何言ってんだ!?」呉用「いやぁ、そういう事ならまるっと貰っちゃった方が手っ取り早いじゃないか」劉唐「おい蓋、呉用先生が壊れたぞ! 頭叩けば直るか!?」晁蓋「やめろ唐! おめぇがやったら呉用が本当に壊れる物理的に!」
・でもこの人、スペシャル虚弱体質なので、生辰綱強奪の舞台・黄泥岡でも暑さにバテて木陰でぶっ倒れ、被害者・楊志に逆に心配される始末
・でもって過激だから戦場にもしょっちゅう出ていくのだが、やっぱりスペシャル虚弱体質なので馬に乗るだけでへたばり、遠征の時は馬に乗った晁蓋君が仕方なく背負うという、軽くわけの分からない事に
・晁蓋「もうお前山帰れよ!(半泣き)」呉用「そ、そういうわけには行かないよ、晁蓋……君だけに任せていたら、し、心配、だ……(意識朦朧)」林冲「……では呉軍師、いい加減馬に乗れるだけの体力をつけましょう(溜め息)」
・こんなだから、神機軍師・朱武の参戦が山中で歓迎された。それはもう盛大に
・呉用先生はちょっとショックだった
・そういう呉用先生の生き甲斐は子供に勉強を教える事と戦略・戦術を練る事と晁蓋君の恋を全力で応援する事なので、自分の色恋には一切興味がないのだった
……あれ、晁蓋君の回よりも何かノリノリで書いてしまった気がする。
次回オリジ水滸語りは、梁山泊最強の一人にして総頭領の恋を応援する会副会長・林教頭でお送りします。
でもいつになるかはマジ未定。
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