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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 皆さんこんばんは。前々から足跡も残さずストーキングしていた某小説サイト様で嬉しい真似を拝見し、何かもうどうしていいのか分からずワタワタして、とりあえず拍手返信をした簾屋です。
 落ち着け自分、と言い聞かせたところで、原稿の見直しに疲れた頭が「オリジ水滸の話書こうよ」とか言い出しましたので、書いちゃう事にしました。
 大切なのは、後悔しない事です(何が)。





 ではレッツ・ゴゥ。
 梁山泊最強の一人にして梁山泊屈指の不幸キャラのこのお人。


   天雄星 豹子頭 林冲

 ・三十二歳でファイナルアンサー
 ・男性、不幸にめげない不屈の人
 ・ビジュアルは中国中央電視台の林冲さんをもう少しキリッとさせた感じで
 ・もちろんメインウェポンは一丈八尺の蛇矛
 ・ところで今、宋代の一丈八尺の長さを計算したんですが……おおよそ5・5メートルと出ました。そんなの振り回してたのか、あんたは
 ・明星では嫁は気配すらなかった林冲さんですが、簾屋式林教頭はちゃんと既婚者です
 ・「林さんはやっぱり嫁を亡くしてナンボだろ!」という簾屋の変なこだわりによって、原典同様奥方とは死に別れる羽目になりました
 ・しかも目の前で死なれる、というのはどうでしょう(それって日テレでやってたドラマ水滸と一緒じゃん)
 ・この時既に梁山泊に身を投じていた林さんは、目の前で嫁に死なれて「もう生きていても仕方ない」と思ってしまった
 ・が、そこでよりにもよってこいつと出会ってしまった
 ・そうです、あの阿呆の晁蓋君です
 ・こいつが何かいい事言ったみたいです。おかげで林さんは生きる気力を取り戻しました
 ・のみならず、晁蓋君を新たな自分の主と認定してしまったらしい
 ・ここから始まる簾屋式林さんの、ちょっぴり残念で楽しい人生
 ・晁蓋君が好きな女に告白するどころかろくすっぽ優しい態度も取れない阿呆だと知り、色々老婆心が湧き起こった
 ・で、呉用先生主催の総援会(=総頭領の恋を応援する会)の副会長に納まってしまった
 ・それでいいのか、林教頭
 ・で、晁蓋君を主と仰いだ結果、戦場で晁蓋君に危険が迫ると真っ先に助けに向かう忠犬(酷い)が出来上がってしまった
 ・総頭領の身の安全が確保されるのはいいのだが、それで困るのは林冲隊の部下たちである
 ・具体的には副官の病尉遅・孫立
 ・晁蓋「――うわっとぉ!(敵の攻撃を危うく受け止める)」林冲「総頭領! 今参りますぞ!(前線の敵をほったらかしにしてそちらに急行)」孫立「隊長、またですか!(半ギレ)」
 ・呉用先生も朱武氏も頭を悩ませているそうな
 ・晁蓋「じゃあもういっそ、林を部隊指揮から外して第一軍は孫のおっさんに任せちまう?」――賛成多数で危うく可決されるところでした
 ・それでもこの人は、梁山泊既婚者勢の中でもベスト5に入る愛妻家です(先立たれたけど)。女房の月命日には墓参りを欠かしません。この時ばかりは総頭領の言う事も無視です。晁蓋君もそれでいい、と笑っています


 次回オリジ水滸語りは、そんな林教頭が副会長を務める総援会に何故かいる簾屋最愛の好漢・李俊さんでお送りします。
 出来るだけ早く語りたいなぁ……。
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