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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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 じれったい戴翠とか翠蓮ちゃんが軽くヤバい事になってしまう話とか書きたいんですが、前者は前にやったネタとかぶりそうで、後者は下手にやると簾屋の悪い癖(=その気になればどこまでもダークに陰惨に話を転がしてしまう)が出そうなので現在自重中です。皆さん、翠蓮ちゃんが発狂しかけるネタなんか読みたいですか? しかも、戴翠に転ぶ可能性があるかどうかなんて簾屋にだって分かりません。

 更新用のストックは一本あるんですが、これ上げるのどうしようかなー、とやっぱり自重中。いや、あんまりにも馬鹿な話で楽しいから上げたいんですが、うぅん……一種のクロスオーバーネタだしねぇ。もうしばらく自重しよう、うん。

 そしてアンソロ中編の語りをそっちのけにオリジ水滸を喋ります。
 えー……とりあえず皆さん、明星のイメージを一旦捨ててください。お願いします。



 二連チャンで明星に登場しなかった人について書いたけれど、今日のこの人は明星にもちゃんと出たよ。そして私、結構好きだよ!
 というわけで本日はこの人!


   地幽星 病大虫 薛永

 ・二十六歳
 ・職業、薬師
 ・出身地…西京河南府、現住所…青州桃花山
 ・簾屋式桃花山は山賊の巣じゃありません。麓の桃花村の一部で山の中腹に小規模な集落があります。薬師の集団です。何でこんな設定になってしまったかは、桃花山薬方所の責任者・李忠さんの回で
 ・桃花山の薬は質がいいと有名で、遠くから買い求めに来る人がいたり、取り寄せの依頼が来たり。簾屋式薛永さんは、そんな遠方の顧客に薬を届けに行く事もする、腕のいい薬師です
 ・さてこの人、原典では掲陽鎮で薬売りをやっているところに流刑地に行く途中の宋江と出会い、穆春が「おいコラワシのシマで勝手に何さらしとるんじゃゴルァ」と因縁をつけられるんですが、この辺りの経緯は簾屋式ではちと違う
 ・江南の顧客に薬を届けに行った薛永さん、掲陽鎮で行き倒れた
 ・そこを宋江お嬢様に助けられたり勘違いして食ってかかったりそれを元顔役の臨月の妊婦・穆春女史に止められたりしていたら、穆春女史が産気づいてしまった
 ・難産で、逆子の上にへその緒が首に巻きつくという何かもうどうしようもないオプションつき。おまけに産婆も来ない
 ・薛永「大丈夫。私はこれまで何人も取り上げてきました。逆子だって首にへその緒が巻きついた子だって。この子もちゃんと生まれます」
 ・で、子供は無事誕生。しかし穆春女史の容態がちょっとヤバめなので、そのまま看護する事に。薛永さんは李家と僕家の双方で賓客・恩人扱いされる
 ・当人としては、いつも通り薬師(産婆スキル込み)の仕事をしただけなのだが
 ・そんなこんなで穆春女史と薛永さんはとっても仲良しになる。どれくらい仲良しかと言えば
 ・穆春「(お茶飲みながら)ねぇ永さん、安医師とは結局どういう関係なの?」薛永「ただの仕事仲間よ」ちなみに簾屋式安道全はれっきとした野郎です
 ・そうです。我が家の薛永さんは、女性です
 ・外見は、痩せて顔色も余り良くない冴えないお姉さん。しかも表情も余り動かない。けれど薬の調合をする時、患者を診る時は人が変わったようにいきいききびきびする
 ・キャラクターコンセプトは医療系キャリアウーマン、ややワーカホリック気味。自分のキャパを仕事に全部振り分けているから、それ以外がかなりおろそか
 ・一応棒術は人並み以上。しかし基本的に医療担当なので戦場では後方から決して動かない
 ・梁山泊参加直後は薬師、最終的に女医になる。産科はともかく、婦人科の診察は安道全だとちょっと抵抗がある、という人もいるので


 次回オリジ水滸語りは、桃花山組で、水滸伝・渾名負けしている好漢ランキングでおそらく第一位に輝くだろう周通さんでお送りします。
 そして無理矢理山東方面に軌道修正だ! でもこのまま江州で戴宗さんを語っても良かったなぁ……。
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