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更新履歴、拍手の返信、時に明星について鬱陶しいほど語ってみる
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『翠蓮受け10のお題』、めでたく昨日を持ちまして終了いたしました。
 本日はそのおまけをお送りします。
 悪ふざけです。酷いです。とんでもないです。あとおかしいです。それでもいいよ、って人は下記リンクテキストをレッツ・クリック!






おまけ.楽屋裏



 ……某所撮影スタジオ裏。スタジオの方から聞こえてくる「翠蓮さん、お疲れ様でした!」の声。一拍遅れて、スタジオの方から翠蓮登場。

高衙内「や、お疲れ」
金翠蓮「! (身構えて)お、お疲れ様です」
高「(笑って)そんな身構えないでよ。撮影は終わったんだしさ」
翠「あ、はい――って撮影って言っちゃ駄目ですよね?
高「まあまあ堅い事言わないで。どうせこれ、悪ふざけのネタなんだし」
翠「言っちゃった!」
高「じゃあとりあえず、ここの妄想駄目作者からの指令を伝えるよ」
翠「も、妄想駄目作者……確かに、妄想酷くて駄目な作者ですけど」
高「『指令――二人で後書き代わりのネタやっとけ』」
翠「ざっくりすぎ!」
高「というわけで、まあここに座って。とっとと終わらせちゃおう」
翠「……その前に、一ついいですか?」
高「何?」
翠「十話目とキャラクターが随分違いませんか、高衙内さん?」
高「(苦笑)あー、それは……あ、作者コメント来た。『あれだけしか出番ないのにまともに書けるか。キャラは捏造してナンボじゃ!』」
翠「ぶっちゃけたー!」
高「『それにどうせネタなんだし? 十話目のヤンデレなんだかストーカーなんだかよく判らんキャラのまま書けるか!』だって。ぶっちゃけすぎにもほどがあるねぇ」
翠「……ですね」
高「ちなみに今の僕のキャラ、妄想駄目作者のオリキャラのどれかが混ざってるらしいよ」
翠「……駄目じゃないですかそれ」
高「だね」

翠「それで、後書き代わりって何をやればいいんでしょう?」
高「要するに、十本の小話の解説とかそういうところじゃない?」
翠「解説、ですか。ではまずどれから」
高「タイトル解説をしとかなきゃいけないのは、七話と九話だね」
翠「七話の『歩揺』。歩揺って、かんざしの事ですよね」
高「大まかにはね。ただ、作者が手持ちの辞書で調べたところ、『歩揺=女性の冠上の飾り。歩くと揺れ動く事から』ってあって」
翠「……いただいたパンダのかんざし、揺れませんけど」
高「だから歩揺っていうのは、今WOWOWでやってる『孫子〈兵法〉大伝』に出てくるヒロインの漪羅(いら)がつけてるような奴だと作者は考えているわけだね」
翠「それじゃ全然別物ですね。じゃあどうして『歩揺』なんてタイトルに?」
高「他の候補としては『宝釵』とか『金釵』とかあったらしいけど、何かいまいちピンと来なかったんだってさ」
翠「……それでいいんですか?」
高「さぁ?」
翠「九話は『太白』。これは金星ですよね」
高「話の中に一番星の事が出てきたから、このタイトル。けど実は別案もあって」
翠「そうなんですか?」
高「そっちは『明星』」
翠「そのまんまー!?」
高「そりゃ没にするよねぇ」
翠「……しますねぇ」

高「じゃあ次は十話全体の話をしようか。って言っても、これは解説するような事じゃないんだけど」
翠「どういう事ですか?」
高「再び登場、作者コメント。『や、それで解説が必要とか言われたらさ……私の筆力って、その程度じゃない?』」
翠「それはどこの点に関してなんでしょう……」
高「全体的な構造の話だね。具体的には、時系列順?」
翠「確か……一話から九話まで、時間を遡ってる、んですよね?」
高「そう。この話は全部一つの時系列をなぞっていて、一一二〇年代の第一話から順の時代を遡っていっているんだよ。九話がちょうど、単行本二巻かな」
翠「私、十字坡のお店にいますしね」
高「一話から時制は過去に向かって、十話で現在に戻りつつも最も根源的な過去、つまり僕と君の出自についてちょっとだけ言及する。妄想駄目作者の頭の中では『円環構造』とかいうカッコいいだけで実はそれほど的を得ていない名前がついていたりするよ」
翠「高衙内さん、ぶっちゃけすぎです」
高「更に言えば、過去時制の物語は全部僕が見ていた幻視。だから基本的に一話から九話まで、登場キャラの心情描写はほとんどない。いつもだったらガンガン入れるんだけど、今回はこういう形式を取ったから意図的に入れなかったんだって」
翠「……でも、九話目で私の心情描写、入ってませんでした?」
高「あ、作者コメント来た。何なに……『そこの点については誠に遺憾です』」
翠「それだけー!?」

高「それにしても、『翠蓮受け10のお題』なのに、戴翠以外はほとんど恋愛描写のないオムニバスだったねぇ」
翠「一応小五さんのパートで少しあった感じですけど……あれも、作者の中では『どっちに失恋したか分かんないよ!』みたいですしねぇ」
高「作者、最近BLが平気になったから、戴宗に失恋したパターンでもOKとか考えてるし」
翠「どんっどん雑食になりますね。……あ、一つ気になってるんですけど」
高「何?」
翠「このオムニバスって……続編、あるんですか?」
高「君も中途半端だって思う?」
翠「多少」
高「その件についてはあらかじめコメントを貰ってるんだ。――『中編フラグはもう立てねぇ』」
翠「つまり……書かない、って事ですね」
高「正しくは書きたくない、だね」
翠「構想は、あるんでしょうか?」
高「無きにしも非ずだけど……凄惨スキーの作者の悪い所が山ほど出る話になりそうだから、構想もしたくない、ってさ」
翠「……需要もなさそうですしねぇ」
高「やるなら戴翠ハッピーエンド、テーマは夫婦の危機、みたいだけど」
翠「参考までに……危機って、どれくらい?」
高「作者がその描写にノリノリで本気出すくらい」
翠「いいです結構ですそんな危機なんかノーサンキューです! 普通に一家団欒します! 足痺れながらも戴宗さんに膝枕してあげます!」
高「僕も歪みまくったストーカー根性丸出しにするのもしんどいなぁ」

 ここでカンペ『そろそろ締めてください』

翠「……だそうです」
高「いつの間にかカメラ回ってるし(笑)。
  えー、では、こんな馬鹿なネタにまでお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。『翠蓮受け10のお題』、これにて本当にお開きです」
翠「おかしなネタはここまでにして、妄想駄目作者・簾屋は今後通常の妄想営業に戻ります。次回更新の物語は燕青さん主演の中編『浪子』、お披露目までもうしばらくお待ちください」
高「後書きネタ『楽屋裏』、この僕、高衙内と」
翠「私、金翠蓮でお送りしました!」
高・翠「「お読みくださり、ありがとうございました!」」


§



 高衙内さん、翠蓮さん、お疲れ様でしたー!
 これにて『翠蓮受け10のお題』、終了です! 最後までお付き合いくださりありがとうございました!
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